

皆さま
西から東まで、多様なイスラーム世界を映画で旅するように楽しみ、
イスラームに対する理解を深めてほしいというコンセプトで始まった
イスラーム映画祭も今回で3回目となりました。
イラン映画は、『花嫁と角砂糖』1本ですが、関連作品と共にご紹介します。
日本イラン文化交流協会
事務局 景山咲子
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イスラーム映画祭3
オフィシャルWEBサイト:http://islamicff.com/
【東 京】
会期 : 2018年3月17日(土)〜23日(金)
会場 : 渋谷ユーロスペース( http://www.eurospace.co.jp/ )
★チケットは、3日前からユーロスペースのWebサイト、窓口で指定券を販売
(昨年までの当日先着順・自由席から変更となりました。ご注意ください。)
【名古屋】
会期 : 2018年3月31日(土)〜4月6日(金)
会場 : 名古屋シネマテーク( http://cineaste.jp/ )
【神 戸】
会期 : 2018年4月28日(土)〜5月4日(金)
会場 : 神戸・元町映画館( http://www.motoei.com/ )
過去にアラブ映画祭や東京国際映画祭などの映画祭で上映された作品から、日本初公開作品まで、主宰の藤本高之さん選りすぐりの13作品が上映されます。
イラン映画は『花嫁と角砂糖』1本ですが、ペルシア語と兄弟分のタジク語のタジキスタン映画や、ダリ―語のアフガニスタン映画も上映されます。
◆『花嫁と角砂糖』
監督:レザ・ミルキャリミ
2011年/イラン/114分
第12回NHKアジア・フィルム・フェスティバル(2011年)で上映
伝統的なバードギール(風採り塔)の家並みが美しいヤズドの町。
末娘の婚約の宴のために集まる人々。伯父は外国に住む男との結婚にやっと納得し、
大根型に固めた砂糖を宴用に金槌で割り始める。
ところが、ふいっと口にほうり込んだ角砂糖が喉に詰まってしまう・・・
東京
3月18日(日)18:45〜
3月21日(水祝)11時〜
名古屋
4月2日(月)13時〜
◆『トゥルー・ヌーン』
監督:ノシール・サイードフ
2009年/タジキスタン/83分
第10回NHKアジア・フィルム・フェスティバル(2009年)で上映
村の観測所のキリル所長はロシア人。
助手の村娘ニルファに所長の座を譲って故郷に帰りたいと考えている。
上の村の気象観測所に勤めるロシア人キリルは、
近く下の村の青年と結婚する助手のニルファに観測所を託して、
故郷に帰りたがっていた。
しかし、ある日突然二つの村の間に国境ができ、人々の往来が遮られてしまう…。
ソ連崩壊からの独立後、初めて製作されたタジキスタン映画です。
トゥルー・ヌーンとは、太陽が真上に来て影がなくなり、
人と太陽が一つになる平等な時のことを表します。
国境の意味について考えさせられる1作。
東京
3月18日(日) 11時〜
3月22日(木)19:15〜
名古屋
4月1日(日)16:50〜
◆『ボクシング・フォー・フリーダム』
2015年/アフガニスタン/74分
ロンドン五輪を目指し、アフガニスタン初の女子ボクシングチームに参加した少女が主人公のドキュメンタリー。
『モーターラマ』
2012年/アフガニスタン/60分
ヘラート、カブール、マザリシャリフ、アフガニスタンの3つの街で女性たちの声を記録した作品。
2本同時上映
東京
3月18日(日)16時〜
3月20日(火)11時〜 ★上映後 古居みずえ監督のトーク
名古屋
4月3日(火)13時〜
その他の作品も、ぜひ公式サイトでご確認ください。