イラン演劇:「1月8日、君はどこにいたのか?」
皆様
イラン映画の日本への紹介でお馴染みのショーレ・ゴルパリアンさんから、
イランの演劇がフェスティバル/トーキョーのプログラムとして上演される
とのご案内をいただきました。
日本イラン文化交流協会
事務局 景山咲子
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フェスティバル/トーキョーで上演されるイランの演劇
◆題目:「1月8日、君はどこにいたのか?」
作・演出:アミール・レザ・コヘスタニ(イラン)
メヘル・シアター・グループ
上演時間 : 80分
ペルシャ語上演、日本語字幕つき
公演概要は、HPをご覧ください。
http://www.festival-tokyo.jp
/program/12/january8th/
上演スケジュール
11月2日 19時
11月3日 14時(★公演後にポストパフォーマンストーク)、19時
11月4日 14時
会場:東京芸術劇場 シアターイースト
東京都豊島区西池袋1丁目8番1号
池袋駅西口より徒歩2分
TEL: 03-5391-2111
http://www.festival-tokyo.jp/access/
◆関連プログラム 「F/Tユニバーシティ」
Vol.8 アミール・レザ・コへスタニ
ナビゲーター:鴻 英良(演劇批評家)
ペルシャ語、日本語逐次通訳つき
11月4日(日) 16:00〜19:00
会場:東京芸術劇場 シンフォニースペース
料金:無料、要Web予約
定員:70名(先着順、定員に達し次第終了)
PC:
https://qooker.jp/Q/ja
/ft12university8/ft12uni8/
携帯:
https://qooker.jp/Q/mobile
/ja/ft12university8/ft12uni8/
スマートフォン:
https://qooker.jp/Q/sp/ja
/ft12university8/ft12uni8/
フェスティバル/トーキョー公式サイト
『ユースフとズライハ』
皆様
この度、当会会長の岡田恵美子先生が御訳書『ユースフとズライハ』を
上梓されました。
『ユースフとズライハ』は、ペルシア文学古典期を代表する15世紀の詩人で、
ナクシュバンディー教団というスーフィー教団(イスラーム神秘主義教団)の導師
でもあったジャーミーによる傑作の一つとして、世界的に知られている作品です。
ユースフとは旧約聖書「創世記」に現れる美男ヨセフのことで、ズライハは
エジプトでヨセフを買い取った家の主人ポティファルの妻のこと。
物語は、コーラン第12章「ユースフの章」の内容に基づきつつ様々な伝承的
要素を加え、ズライハのユースフへの情熱的な愛を軸に語られていきます。
ズライハがユースフの心をつかむために用いる手練手管や激しい愛の言葉、
コーランにも聖書にも書かれていない、ユースフ出世後の二人の関係の意外な
展開など、華麗さと官能性を湛えた独特の言語空間は、まさにペルシア文学の精華。
この作品の背景には奥深いスーフィズムの思想が流れていますが、そのような
難解な思想についての知識を持たなくても、岡田先生の文章の流麗さと相まって、
作品の内側から溢れ出る物語としての魅力を充分に堪能することができます。
もちろん、思想的・文学的背景については岡田先生が分かりやすい解説を巻末に
書かれていますので、そちらを参照されれば、より深いレベルで作品の魅力を
味わうことができるでしょう。
ミニアチュールでもお馴染みの、ユースフとズライハの愛と情熱の深遠な物語。
ぜひご一読ください。 (北原圭一)
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『ユースフとズライハ』(東洋文庫 826)
ジャーミー,アフマド【著】岡田 恵美子【訳】
出版社名 : 平凡社
出版年月 : 2012年9月
ISBNコード : 978-4-582-80826-1 (4-582-80826-3)
税込価格 : 3,045円
318p / 18×12cm
出版を記念して、岡田恵美子先生による講演を企画しております。
どうぞご期待ください。
日本イラン文化交流協会
事務局 景山咲子
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